2023/09/12 14:41
前回のブログでガラ紡糸の撚り数を求める方法をご説明しました。今回、マイコンボードの一つであるアルディーノを使って計測の自動化を試みてみました。
ご承知のように、アルディーノは低価格で使いやすいマイコンボードです。おまけ、アナログ入力やデジタル入力もあり、電子工作には打って付けです。また、プログラミングもPCで書けば、コンパイルしてくれてアルディーノメモリに転送され、すぐに実行が可能です。
プログラム(スケッチと言っていますが)は、私は全くの素人でネットや本などで見よう見まねでやってみましたが、エラー続出で半ば諦めかけましたが、ふと、今はやりの生成AIの一つであるチャットGPTに頼んでみたところ、エラーなしのスケッチが簡単にできることに感激をしました。最初は、メッセージがあやふやでエラーなしでも思ったような動作にはならなかったのですが、20回くらいメッセージを書き換えてゆくと、ほぼ思い通りの動作になりました。チャットGPT様々です。正直、そんなに複雑なプログラムではなかったので、すんなり行けたのかも知れません。いずれにして凄い世の中になっているなあと、思っているところです。これは凄いツールですが、学生さんの能力が伸びるか、ちょっと心配になってきました。これからの教育は、チャットGPTありきでいろいろ考えていく必要がありそうです。