2023/01/24 12:38

1月21日に農工大科学博物館において綿繰りワークショップが開催されました。このWSは、同博物館の企画として昨年4〜5月に来館者にワタの種を配布し、ご自分で育てたワタを持ち寄り、綿繰り(種とワタを分離すること)からカーディング(ワタ繊維をそろえること)までを楽しんじゃおう、と言うもので、20名を超える市民の方が参加されました。詳細は、同博物館のFBやサイトをご覧ください。
 私も静岡の畑に種を蒔いて、20本近くワタの木を育て、ワタを採取しました。そのWSでは、同博物館所有の梳綿機を使って、ワタのカーディングを行い、そのうち30グラムのワタを譲り受けて、ガラ紡機による紡糸と、撚糸機により2本の単糸をより合わせて丈夫な糸に仕上げ、これを使って簡易な機織り機で写真のようなコースターを作ってみました。今回使用したワタは和綿という短繊維のワタですので、少々毛羽立ってますが、とてもソフトな風合いのコースターに仕上がりました。